来訪者

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来訪者

ー帰宅ー シャワーを済ませ1時間の瞑想。 チャイムが鳴った。 インターホン越しにどなたか伺う。 「巴奈馬警察署です。」 「青山豆太郎さんですね?お伺いしたいことがあります。」 「少しお時間をいただけますか?」 「は、はい」 ー急に心臓の鼓動が早くなる。ー 玄関まで行き覗き穴で確認すると、 警官2名が真顔で立っていた。 ーさらに鼓動が早くなる。ー チェーンを外し扉を恐る恐る開いた。 すると目の前が一瞬真っ白になった。 「うっ」 扉を開けた瞬間写真を撮られたのだ。 とても強い光、、カメラのフラッシュだ。 視界が戻った時には手錠をかけられていた。 「刑法第2020条。」 「カフェオレ暴力罪、カフェオレを蹴り飛ばした罪で逮捕する。」 警官が言った。 「は?」 「署まで来てもらう。」 もう1人の警官が言った。 パトカーに押し込まれ連行される。 なにが起きているのか分からない。 整理をつけようとしても、 つけようがない。 ー思考停止ー
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