男泣かせの女

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【友達から聴いた彼女のうわさ話】 雅彦「彼女の名前は三井咲貴(みついさき) 言わずと知れた、お嬢様だ」 弥彦「えーうわさには聴いて居たが知らなかった」 雅彦「お前の目は節穴か、相変わらず間抜けだな」 弥彦「えへへ、めんぼく無い」 雅彦「小学生の頃は女番長、貴ん玉とあだ名 されて、恐れられて居たそうだ」 弥彦「女の子が金玉かよ、そいつは凄い」 雅彦「貴ん玉に殴られて、泣かされた男は数しれず、悪役令嬢とて知られて居たが、先生達も親を恐れて、見て見ぬふりだったそうだ」 弥彦「それじゃあやりたい方だいじゃあ無いか」 雅彦「そうだな、咲貴には2つ歳下の妹が居て、妹は逆差別されて、いじめられていたそうだ、妹に関わると必ず泣かされた、しかし 逆効果で妹はますます孤立した」 弥彦「間抜けな話しだな」 雅彦「間抜けなお前に言われたく無いだろ」 弥彦「そりゃーそうだけど、お前咲貴の事 詳しいな」 雅彦「俺は咲貴と同じ陸上部だからな」 弥彦「そうだったのか」 雅彦「咲貴が好きな男も知って居るぞ」 弥彦「えー好きな男居るのか」
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