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オフィスラブ♡
「こちらが防音加工されていて、本日使用予定のない会議室です」
案内された部屋は先ほどいた部屋より、ワンランク下がる普通な部屋だった。
しかし座り心地良さそうなソファーもあるし、ブラインドから差し込む太陽光もちょうどいい感じだ。
「いいですね.......あ、佐々木さん申し訳ないんですが鍵を閉めてもらっても?」
「あ、はい」
俺の言葉に素直に従う佐々木さんと、俺から漂う淫靡な雰囲気に気付きソワソワとしだす日菜子。だが、目の前に会社の上司がいるせいもあって即座に行動に移せないでいる。
だけど、すっかり顔つきは女の顔だ。
昨日の情事が脳裏に過ってるのかもしれない。
「まぁ、取り敢えず佐々木さんは座ってください。見せたいものがあるので」
「え? あ、はい」
俺は佐々木さんを2つあるうちの片方のソファーに座らせると、日菜子に手招きをした。
対して俺と日菜子は彼女の対面座るようにして腰を下ろす。
普通なら日菜子は佐々木さんの側に座るのが当たり前なので、なぜ俺の隣に? と言った顔で首を傾げる。
「ここで見ることは他言無用ですよ」
「え、はぁ.......ーーッ!?」
俺は隣に座る日菜子を抱き寄せると、その唇を貪るように舌を絡めた。
驚いた日菜子だったが、すぐに目を蕩けさせそれに応じ始める。
「んぁ、んちゅぅぅ、れるっ.......はぁっ、仗助、さぁん」
「随分と積極的になったな? 待ちきれなかった」
「は、いぃ.......。昨日帰ってからも何度も慰めてたのに、全然満足出来なくて、んふぁ、ちゅ、ずっと疼いてました.......ァンッ」
「ああ、日菜子はエッチだな」
「ごめんなさい、エッチでごめんなさいっ、嫌わないで下さいっ」
「何言ってるんだ。エッチで可愛くて、こんなにも俺に好意を向けてくれる子、嫌いになる訳無いだろう?」
そういってスーツの上から彼女の小ぶりな胸を揉みしだく。
「ンンッ!」
一際大きな嬌声が上がると、先程まで静かだった佐々木さんがびくりと肩を震わせる。
俺は日菜子の胸を揉みながら、視線を彼女に向ける。
「いやらしいでしょ? 普段大人しくて、目立ったことをしなさそうな子がこんなに乱れるなんて、思わなかったでしょ?」
その言葉に彼女はゴクリと喉を鳴らせる。
「俺と彼女にはとある契約がされててね.......これはその一環というわけさ」
「け、契約?」
コロコロと乳首をブラウス越しに転がしながら頷く。
「簡単な話だよ。彼女は俺の欲しいものを買ってくれる。そのお礼に俺は身体を彼女が自由にする権利をあげる。.......明確には10万につき1日だ」
その言葉に佐々木さんは目を見開き、食い入るようにこちらを見る。
「もちろん、お金だけの関係じゃなく素直に彼女の事は好きだから、支払いが終わっても関係は続けるつもりだよ。だけど、この権利は『どんなプレイも受け入れる』というものだ」
「どんな、プレイも.......」
「そう、罵ってもらいたいだとか、逆に責めたいとか、甘やかして欲しいとか.......さすがに痛いのは勘弁だけどね? それでも無理がない範囲なら答えるつもりさ。お得だろ? 多少の変態プレイも付き合ってくれる男って」
言いつつ、片手を彼女のスカートに潜り込ませる。
佐々木さんからは見えないだろうが、指先で器用にストッキングを破いて下着をずらす。
そして濡れそぼった彼女の膣に指を入れ、ぐちゃぐちゃと掻き回す。
「あぁっ、んん! あっ、ひっ、すご、ぃい!! は、げしぃ!」
淫靡な水音が響くなか、佐々木さんは俺たちを食い入るように見つめる。
「日菜子、入れていい?」
「はえ、で、でも.......」
困惑するように日菜子は佐々木さんをみる。
そのスキをついてジッパーをおろし、そそり立つ愚息を取り出す。
「あ、だーー」
「ダメなの?」
耳元で囁くと息を飲むようにして言葉を止める。 一瞬の後に小さな声で「くだ、さい.......」と呟いた。
日菜子の足を開き、スカートを上げる。
すると正面に座る佐々木さんからは挿入の瞬間が丸見えになる。日菜子は真っ赤になりながらも、俺を受け入れるために俯く。
「よっと」
「んんんん!!!」
腰を押さえるようにして貫くと、ギュッと引き絞られた口から快感にこらえる日菜子の悲鳴が漏れた。
ぐち、ぐち、と浅い抽挿を繰り返すたびに甘い声が会議室に響く。
「あ.......ぅ」
すっかり真っ赤になってしまった佐々木さんに視線を向けると、びくりと固まる。
彼女に視線を向けながら日菜子へ腰を突き上げる速度を上げる。
「あぁっ! あぅ、あぐっ、んん、んぁ!!」
「日菜子、出すよ?」
問いにコクコクと頷く日菜子。
するとぎゅうぅ、と膣が絞まり、それに合わせて射精が促される。
「くっ、うぅっ!!」
どくん、どくっ、どくっ、と激しい放出感。
体の上で痙攣させる日菜子を抱きしめる。
全て終えると、彼女の中から引き抜く。
「あ.......」
佐々木さんの視線が愛液と精液に濡れた一物に注がれる。
赤い頬に、荒い息、スンスンと匂いを嗅ごうとしてるのか何度も鳴る鼻。
完全に発情モードだ。
ぐったりして脱力した日菜子をソファーに寝かせると、俺は未だ硬く上を向いままのソレを佐々木さんの眼前まで持っていく。
「もし、佐々木さんが俺のお願いを聞いてくれるなら、たまにシても.......いいよ?」
その言葉を聞いた途端、彼女の瞳の奥に情欲の炎が燃え出すのがみえた。
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