18人が本棚に入れています
本棚に追加
お坊さんは必死で抵抗したようですが、河原に大きな穴を掘り、添木に縛り付けて土の中に埋めてしまったという話です。
お坊さんは最後まで恨みの言葉を吐いていたようで、集落内の家々にも怨嗟の声が届いたほどだと伝わっております。
ちょうどそれが今の五月十六日にあたるそうです。
ですがその後、毎年その日になると集落でよくないことが起こったり、人死にが出るようになったといいます。
これが祟りだとの噂がたちました。
最初のコメントを投稿しよう!