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♯2 はじめてのママメロンなので宜しく
こうして、僕とママメロンのひと夏の共同生活が始まった。
生まれてはじめて母親以外の異性と暮らすことになった。
ドキドキするような刺激的な夏だ。
「フフ、蒼太ッて呼ぶけど良いわね」
メロンは、断りもなく勝手に僕の家に入ってきた。
「はァ……、それは構いませんが」
香水なのだろうか。目眩がするほど甘美で蠱惑的な匂いが僕の鼻孔をくすぐっていく。
なぜか、どこかで嗅いだような懐かしい香りだ。
メロンは、リビングのソファに座ると少し畏まって微笑んだ。
「蒼太!! ふつつかなママですけど、どうか末永く宜しくお願いします」
あきれるほどたわわに実ったオッパイがプルルンと揺れる。
「え、あァ……、ハイ、こちらこそ」
彼女の胸元を見ているだけで顔が紅くなってきそうだ。
かすかに興奮で全身が震えてくる。
「はじめてのママメロンなので優しくしてね」
「え、ハイ……」
適当に合わせて頭を下げた。
それにしても、どんな挨拶だよ。
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