♯2 はじめてのママメロンなので宜しく

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♯2 はじめてのママメロンなので宜しく

 こうして、僕とママメロンのひと夏の共同生活が始まった。  生まれてはじめて母親以外の異性と暮らすことになった。  ドキドキするような刺激的な夏だ。 「フフ、蒼太(ソーた)ッて呼ぶけど良いわね」  メロンは、断りもなく勝手に僕の家に入ってきた。  「はァ……、それは構いませんが」  香水なのだろうか。目眩がするほど甘美で蠱惑(こわく)的な匂いが僕の鼻孔をくすぐっていく。  なぜか、どこかで嗅いだような懐かしい香りだ。  メロンは、リビングのソファに座ると少し(かしこ)まって微笑(ほほえ)んだ。 「蒼太(ソーた)!! ふつつかなママですけど、どうか末永(すえなが)く宜しくお願いします」  あきれるほどオッパイがプルルンと揺れる。 「え、あァ……、ハイ、こちらこそ」  彼女の胸元を見ているだけで顔が紅くなってきそうだ。  かすかに興奮で全身が震えてくる。 「はじめてのママメロンなので優しくしてね」 「え、ハイ……」  適当に合わせて頭を下げた。  それにしても、どんな挨拶だよ。 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*
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