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三話 嘘つきは誰?
「ねぇ、僕は?」
私の絶望を前にして彼、、、、アイラさんはそうミウサちゃんに聞いていた。
「えっと、、、、、、誰かいるぴょん?」
ミウサちゃんは資料を彼に見せた。
「うん、間違いない。だって僕の知り合いは、、、、
この事件を起こした犯罪者、潮風ヒナタとその被害者春風ナユ、、、いやナルかな、、、だからね。」
「、、、、えっ!?本当ぴょん!?」
私も驚いてはいた。けど、、、お姉ちゃんはもう死んでいる。その言葉だけが、重く私にのしかかって来ていた。
「、、、うん、彼のせいでみんなが集められたのかな?だとしたら、全員に聞いてみたほうが良いと思う。
この中に知り合いは居ないか?ってね。」
アイラさんはミウサちゃんにそんなことを言っていた。全員か、、、、
「今、ミウサが分かっているのは、、、、んーと、、、、」
その会話をぼっーと聞いていると、彼女の事について気になることがあった。
桐光リン、、、、、彼女は、、、えっ?彼女だよね、、、、?兎に角、あの人は、、、、そうだ、あの人と話したのは最初だけ。あの会話。
「、、、、、、隠したい事がある?」
「はっ?」
「何を隠したい?何で、、、?」
「私は『あなたの罪』があるように思える、、、いや違う。何も知らないフリをして逃げた、、、?」
「、、、、っ、、、。な、なんだよお前?用がねぇなら俺は行くぞ。」
、、、、、、あの人は、多分、、、、、、隠していることがある。それも、とっても大切な事を。人殺しとかそういうのじゃなくて、、、もっともっと大切な事。いや、違う、、、
もしかしたら、
「、、、大切な人をそれで、、、失った、、、、?」
あり得ない話じゃない。いや、むしろ、、、、その可能性が高い。大切な人?それって誰の事?もしかして、ゲームの参加者?鬼の再現物語、、、の?いや違うそれはミハルって人だった。ミウサちゃんとの会話を聞いていたのだ。じゃあ他にいるの?分からない、分からないけど!!本人に聞かないと分からない!
「、、、大丈夫ぴょん?ええっと、、失ったってどういう事ぴょん?」
ミウサちゃんに心配されてしまった。アイラさんもこっちを見ている。
「あっえっと、、、、」
私は今考えた事を話してみた。
「成る程、、、、『鬼の再現物語』ではミハルさんって人を失ってるけど、他にも過去に誰か失っている可能性がある、、、そういうことだとしても、探すのは厳しい気がするぴょん、、、、」
「確かにね、リンさんは色々隠してそうだし、その可能性は充分あると思う。」
こんな私の勘に過ぎない考えに、2人は同意してくれた。そんな2人のおかげで少し心が軽くなった。
「ありがとう、、、でも、、、確かに、、、ミウサちゃんの言う通り、、どうしよう、、、?」
リンさんについて調べるためにはどうしたら良い?答えは出て来なかった。リンさん本人は死んでるのに、どうやって?
「、、、、取り敢えず、リュウさんに聞いてみたらどうぴょん?なんとなくだけど、、、もしかしたら何か得られるかもしれないぴょん!!」
確かに、、、そうかも!
「後、全員回ってミウサさんのその紙のことを聞けば分かるかも。」
そうだ、まずはコレをするべきだ。
「気になった、、、、事がある、、、」
そう、私には疑問があった。それは、
「チサト、、、、さんって、、、あのネムさんの、、、知り合いかな、、、?」
彼が死ぬ時に叫んでいた言葉。多分、名前。私が言った途端、ミウサちゃんが資料に目を通した。
「、、、、、あっ!いるぴょん!ええっと、、、古河チサト、、、この人、浮気性だったぴょん?」
ミウサちゃんの眉間にしわがよる。どうやら、資料にはそんな感じで書かれているらしい。
「成る程、兎に角、知り合いの図みたいのは僕がまとめておくよ。
今のところは
知り合い図
(この内、蒼、ミズナ、彼らの関係性は分かっていない。)
リン→ミハル(友人、暴力団仲間)『蒼という人物』(?)
シン→ハジメ(友人)
ミウサ→マコト(幼馴染)
リュウ→ミハル(姉弟)
ナギサ→ハルト(家庭教師の先生と生徒)『ミズナ』(姉弟)
コトハ→
ゼラ→
ジュント→
ユウカ→
アイラ→ヒナタ、ナル(後輩、友人)
アンナ→リンカ(姉妹)
ネム→チサト(元カレカノ)
、、、、っとこんなところかな。ミウサさんからの情報とかを使えば。後は分かっていない人に聞いてみよう。」
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