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十六夜月下
不気味に光る月 瞳に映る時
逃げ場の無い道が 目の前に開いた
運命の誘い 見せかけの優しさ
俺の中の本能 叩き起こしたのさ
ありきたりな言葉になるが
守るものがあるのは
守られていることの証明なんだ
猛り狂う 炎よ羽ばたけ
生温い 恐れを撃ち穿て
全身の血液を沸騰させて
光を掴みとれ
振り回す 怒りよ轟け
迫りくる 悪夢から守れ
絶望の運命を吹き飛ばせ
十六夜月下!
振り向く暇もない 足を止められない
ガムシャラなハートが 俺の背中を押す
残酷な刃が 消えぬ痕を残す
俺はここにいると 夜空に谺した
躓いて倒れた時は
無理に立ち上がるな
感じるだろう湧き上がる力を
振り絞れ 涙と勇気を
迸れ 信じる力を
内側からあふれる熱さが
立ち向かう希望になる
限界の 果てまで輝け
命の 火を消さぬよう叫べ
その足が動くなら駆け抜けろ
十六夜月下!
涙が 溢れるのならば
この胸を お前に預けるさ
十六夜に照らされた君を
抱き締めてあげよう
この胸を 打つ愛に祈れ
重くても 抱えて走り抜け
共に進む未来があるなら
倒れるはずがない
その道を 塞ぐ闇を祓え
燃え上がる 太陽で照らせ
運命じゃなく奇跡を 呼び起こせ
十六夜月下!
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