街回り

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街回り

日常の風景に関心を示さなくなっていた。音楽に対する憧れや夢、なりたいがあった。でも、自分が認められない事に憤りを感じていた。自分がさして感動もしない人が作る音楽…その音楽家が、色々やりたい事があって、本を書くのも趣味だという。けれど…僕は彼女の文章を読みたくないし、読む気もしない。買う気もしない。見ているのは、脚だし…ね。僕は優れた人とか、そんなものに対する憧れは、あるにはあるが、何をやってみてもそれなりに出来てしまう。それはそれでいいんだけど、だからなんだ?って結局、思ってしまう。それが評価されなくても、続ける事が出来るかな?ってそう思った時、僕にナニが、生きる糧になるんだろう?そう思った。それは絵では無かったし、歌でも無かった。自己表現の極地が、私の文章だった。
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