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書くことがない
自分の事を振り返り、書くことがない。そんな自分の怠惰な面が鼻につく。そりゃ、収益化もしてなくて、人がタダで読める、そんな都合の良い事は、僕みたいなまだ、名を成してない作家被れが、するべきじゃないし、この小説家になろうの、システムそのものが、もはや、それに特化してない時点で、金儲けしてやろうと言う狙いからはズレている。ならば、なぜまだこのアプリに拘っているか?だが、自分の成長の糧にしか、使っていないからだ。小説家になって売れたいのは、山々だが、現実問題、政治問題や、音楽ライター、はたまた、読まなくても生きられる自分の文章に対して価値を見出せて居ない自分自身が居ること。それが、何よりの問題なのだ、と言うこと。音楽好きで歌ってみたりしているけど、上手いだけのやつなんか本当に周り見渡せばいくらでも居る。それぐらいとうの昔に知ってた。だけど、自分が歌ってて幸せな気持ちになれる、その気持ちこそがなによりも素晴らしくて大切。それも事実だ。僕は、いつからか売れなきゃと言う焦りの沼にハマったんだなァ。周りに偉大な人達が沢山いたら、ソリャ自分のことなんてみみっちくも見えるわな…本当に才能に長けている人達に、負けたくなかった。僕は、自分の惨めさをなによりも敏感に感じ取ってしまった。だから、僕は書くことが楽しくなくなってしまったんだろう。もう、ここまで来たら前を向くしかない。何時迄も過去の、堕落した自分を戯けて、道化師にせず、夢に対する惨めな挫折から這い上がるべきだろう。
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