愛の消えた街

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愛の消えた街

僕は闘ってきたのは、心のない冷たい人間たちに対してだった。振り返り、ふとそう思った。僕の優しさを、無碍にした。SNSの繋がりを軽視している人がいた。友達だったらまだ良い。友達が自殺したら、それは自分を責める。悩みを相談されていたとしたら。僕はお節介にも、そう言う悲しみに沈む、愛妬くんと言うネームの子を気にしていた。好きだった.だけど、ブロックされた。フォロワー稼ぎだと僕のことをそう捉えていたに過ぎなかった。僕は思えば、そんな悲しさを幾度も感じて、けれど、SNSで積極的に絡むのはフォローを外した人に気持ちを聞きたかった時があり、勇気を出して聴いた。そしたら、その人にはその人なりの気遣いがあり、自分は受験だから、Twitterに目が届かない。そう言っていた。僕はそれを知り、フォローを外すのは愛が消えたからではなく、その人のキャパシティの問題なんだろうな、そう思った。その人には、僕の事をそんなに思ってくれて喜んでくれていた。僕はきっと、愛があるはずだと信じて、このSNSを運用して来たのだな、そう思った。人の事を疑った時は、徹底的に疑え、そんな簡単に人を信用するな、僕はそう言う価値観になって今がある。そう思えたから、今もSNSを、運用している。心の繋がりが、あるから、現実の仕事も前向きに頑張れる。優しい繋がりがあるんだろう。僕は、それが、支えになって仕事も頑張れている。ありがとう、感謝の意を。この世界に愛を込めて。 from TK
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