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「智紗はまだいいって言ったけど、やっぱり子供欲しいな。男の子と女の子一人ずつ。それ以上でもいい」
何か言ってるけど当然応える余裕なんかない。
「んっああ!!」
「俺に惚れられたのが運の尽きだよ。観念して一生愛されてて」
私の中から性器を抜き、外に出したのを最後に私は湊叶さんの胸へと倒れ込んだ。
行為が終わったら、ベタベタになった体をシャワーで洗い流して裸のままベッドに布団を掛けて横になる。
湊叶さんが加減してくれたから珍しく気絶せずに済んだ。
逞しい腕で腕枕されながら、髪を触られたり短いキスを顔中にしてきたりとことん甘やかされた。
私が気絶した後にこんな事してたんだね。
どれだけ私が可愛く乱れていたかを語り出して恥ずかしさで死にそうになる。
そうだ、話題を変えよう。
気になることがあるから聞いてみる。
「そういえばカフェの店員さんの事を名前で呼んでたけど、知り合いなんですか?」
「敬語」
「あ…知り合いなの?」
すると、寂しそうに目を伏せた。
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