Chapter.3

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いつもそうだ、気がづくと彼のペースになる。さすがと言うべきか何と言うか。 そして、朝起きてリビングに向かえば「おはよう、愛しているよ」とキスされて、玄関まで見送る時にも「行ってきます」と必ずキスすることが決められた。 寝起きの不細工な顔にキスするのはやめて貰いたいんだけど、いくら話してもはぐらかされるから諦めた。 湊叶さんって、一度決めたら絶対貫くとこあるな。結構頑固。 妊娠したという嘘がバレても想像していたような大変な事態にはならなかったけど、面倒なことが増えてしまった。 彼は子供はゆっくりでいいと言ったけどあれば建前で、別に作るのを諦めたわけではなかったらしい。 より丁寧に愛を伝えた上で、やることはやっていくという新たなスタンスを立ち上げただけで 何か以前よりやり方にこだわり出した気がする。 毎朝体温を測って彼に見せて、湊叶さんが出勤する際に私が寝ていたら勝手に私の脇に体温計を挟んで測られてる。 もう、私の体調管理をするのがが当たり前みたいな感じ。
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