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【第一章】
1匹のキツネが居ます
銀色の、りりしいキツネです、
そのキツネはどこか
キョロキョロ見回しています、
おかあさんもきょうだいも、
ソコには居ないようですが、
キツネがかんかえてる事は、
まったく、別のこと。
だって、おかあさんもきょうだいも、
キツネには敵にしか見えなかったのですから
若干はホッとしてるようです。
「おかあさんも、おとうさんも、要らないから、自由な場所に行きたいな」
寂しくて、寂しくて、キツネは泣きました。
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