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第12首 陣頭の 心労読まず 心無き 言の葉投げて 成り手消えゆく
詠み人:「聖人君主なんていない」と悟る有権者
解説:
作者から見て大人数を率いていると見做される者の心労は察することは大いに難しい。
されど大変な時に大人数を率いていると見做される者が心労で倒れた時に
「心労で倒れるとは情けない」
「そのままお辞めいただければ」
といった心のない言葉が飛び交うことを目にする。
このような発言をする人間に対して私は心底軽蔑するし、
そんな奴が親友に居れば絶交をするだろう。
実際に私がその立場で云々となれば多分もっと早くくたばるだろうし、その職が「ああせえこうせえ」とテーブルでふんぞり返っているだけとは到底思わないですし、それを繰り返して「成り手がいないやんけー」ってなったらこれこそ大いに愚かしい末路となるだろう。
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