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第1首 賞賛を 他所より受けし 我が国は 御上は富みて 民に富なし
詠み人:クールジャパンの現場作業者(ヒラ)
解説:
アニメや文化が独自の技術で形作られ、世界から賞賛されている。
しかし、その恩恵はその作品の制作委員会や直接制作した会社に巡ってはきているものの、「関係各位の末端までにその恩恵が浸透できているか」と問われれば、答えは「ノー」と言わざるを得ない。
正直、トリクルダウンはもう通用しない。
元来より人間は欲深き存在であることを知るべし。
この国をよくしたいとなれば富を持つものが自分のためのみならず「未来への投資」を行い、「将来に大いなる国益を齎すかもしれない若人を資金という制約でその道を閉ざさせない」のが望ましいとさえ思う。
現に、「大学進学の可能性を広げられる権利を中学受験を通して勝ち取ったにも関わらず、家庭事情でその道を閉ざした」者が私の周りにいたのだから。
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