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夕暮れ時のルーティン。
満員電車に揺られながら、勤務時間中に発信された情報チェック。
「――え?」
トップニュースに推しの笑顔。
でも上がらない。むしろ一気に急降下。
――いや、いやいや、よくあるアレだ、どうせドラマか映画の宣伝で……
深呼吸してもう一度。
そして衝撃的な見出しの下の文字を読んだ。
……は?
……へえ
……ああ
……あーあ
ダメだ。ガチだった。
電
・
撃
・
結
・
婚
よりによって私の推しが――
結婚した。
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