9人が本棚に入れています
本棚に追加
空の向こう
僕は周りから社畜と良く言われる。
まぁ事実な訳で、今日も会社に泊まる事になっている。
上司から押し付けられた仕事をこなし、同僚は合コンへ行き、コンビニは締まり、終電もなくなった。
こんなの日常茶飯事だ。
馴れたものだ。
この日も日課となっている、夜空を見に屋上へと足を運んだ。
空には無数の星が輝いていた。そして、ビルの下では賑やかに車の行き交う音が聞こえる。
窓からの眺めとは全く違う風景に毎日心を癒してもらう。
何をやっているのだろう...
単純な疑問。
だが、これが最難関の問題だ。
僕は仮眠部屋に戻り、疲れを癒した。
最初のコメントを投稿しよう!