第四幕 当主と青年の出会い

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■大まかな流れ 第一の犯行(詳細は後に記載)  百合子の紅茶に毒物(ストリキニーネ)が混入される。  ※百合子が、毎日午後三時に茶菓子を食べる習慣があることを先に明記。  だが、これは未遂に終わり、百合子は死なない。  毒物が入っていることを明確にするために、飼い犬などが毒を舐めて死ぬという描写を入れる。 第二の犯行  華子と百合子の寝室に毒入りの梨が置かれる。  毒は、注射器で注入。中身は塩化第二水銀。  ※ただし、これは真の犯行を隠すもの。なぜなら百合子は腐ったものを食べない。 ■真の犯行  華子の殺害。寝室に侵入して、鈍器でなぐって殺す。  侵入の際、犯人は菊男のズック靴を履く。  靴に塩化第二水銀をつけておく。  そのため、菊男が犯人だと疑われる。  この間に、花屋敷家、そして花屋敷華子がどれほど横暴で、残酷だったかを書く。 ■犯人について  自分を長年、虐げてきた花屋敷華子に深い恨みを持つ。  これは復讐劇である。  華子を殺害後、いきなり百合子の命が狙われなくなるのは不自然なので、もう一度毒を盛る。 (それは、未遂に終わらせるか、決行するかは未定。百合子には個人的に恨みはないので、未遂でも良い) ■犯人が気を付けること  常に手袋を履き、決して指紋は残さない。  良い人物であり、犯罪の話題になっても、動揺しない。 ■犯人が残した手掛かり  華子を殺害した際、百合子に自分の匂いを嗅がせる。 (皮膚炎に使うバニラの軟膏)  その匂いが手がかりとなり、私が犯人だと特定される。  ※探偵役は、必要。  江田正樹が適役だろうか? ■犯行の詳細――――
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