加藤さん 3

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加藤さん 3

加藤さんに誘われて、 加藤さん宅に到着。 ちょっと古めの平家でした。 俺ん家だ。誰もいねえよ。 加藤さんに促されて、家に上がる。 なんだか ドラマに出てきそうな、 東京下町の古い家。 加藤さん 茶。飲むか。 わたし いただきます。 加藤さん、煙草吹かしながら ねえちゃん。 付き合ってくれて ありがとな。 ちょっと寂しくてな。 ポツリと一言。 わたし 楽しかったですよ。 最初はビックリしましたが。 オカマバー。良かったら また連れて行ってください。 加藤さん お前ぇとはもう、行かねえよ。 また沈黙。 加藤さん、江戸っ子なのかなぁ なんとなく思っていると 俺さ、実家、熊本なんだ。 え? 俺の実家さ、山が、二つあるんだ。 それでさ。。。。。。。 え?山?二つって。。。??? その後の話の内容はよく憶えていませんが どうやらご実家、事業に失敗したらしい。 俺も良い歳だしさ、 そろそろ、 帰ってやらないとなぁ。 と言った後に、また沈黙。 加藤さん、怖い。。 黙ってると、ほんと、ヤクザにしか見えない。 も、もしかしてこのまま、どこかに売られてしまうとか? い 嫌だ まだ死にたくない。 ヤクザなんて、何するかわからない。 でも、さっき、魅力無いって言ってたよね! 何で? 頭はグルグル回るのに どうしよう。身体が、、、。 わたしは、蛇に睨まれた、カエル? 睨まれてないけど。。。。。(冷汗) 怖くて動けない。 固まってると、 寝るか。 呟いた。 その後どうなるわたし‼︎
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