HONEYBEE(2)～プロローグ～運命の恋は空の旅から・・・(短編）

運命の出逢い~充斗side~

最低限度の荷物を機内に持ち込み、ビジネスクラスのシートに腰を下ろす。

ロンドンに向けて、飛行機は離陸し、夜空へと飛んでいた。

一人のCAがワゴンを引き、ドリンクサービスに来る。

俺は彼女にコーヒーを頼んだ。
その彼女の名前に驚愕する。

久保葵・・・

ふと過った易者の言葉。

『青い空の中で運命の出逢いをする』

久保さんは俺のどストライクに好みのタイプ。

俺は易者の言葉をこう解釈した・・・

『葵と言う女性に機内で運命の出逢いをする」と。