父の告白
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「父さん、ありがとう。 僕もね、覚えているよ、観覧車のこと。 父さん
も
だったんだね。 6歳のときに、突然いなくなって驚いたよ。 でも僕は知っていたから。あの観覧車の秘密を。だから、父さんを探しに追いかけたんだ。 8歳の自分がいたからさあ。困ったよ。 僕たち、やっぱり親子だね」 【了】
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