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弱い弱いと口にして
逃げてばかりの人生は
大きな負には見舞われず
安定している反面で
大きな喜びもありません。
友がほしいと
嘆きながら
殻に閉じ籠る私には
誰も声は掛けません。
物理的には一緒でも
心はいつも一人でした。
一人でも良いと
開き直り
孤独を選んだのは私なのに
やっぱり寂しいと泣きじゃくる
そんな私が嫌いです。
目に見えるものすら
信じられず
もらった言葉の裏を読み
勝手に傷つき、失望し
やはり私はこうなんだと
自己完結した日もありました。
このままでは
駄目だろう、
殻を破ろうと
もがいたこともありました。
しかし、努力は報われず
誰にも知られず
ひっそりと
闇に捨ててしまいました。
自分が嫌い
でも、そんな自分を守りたい
矛盾だらけの私だから
ひとりになるのは必然で
誰か、助けてほしい
そう言えたらいいのにな
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