2話

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「てかさ。加工ぐらいでネチネチ言う男って本当小さいよね」 「…う、うん?」 (瑠依、何かあったか…?) 「ま、しのごのいわずまずはこれで試そうよ!加工ぐらいでネチネチ小さい事言うやつなんて こっちから願い下げだし!」 「はぁ…。てか、趣味がガーデニングって…。 私、そんなキャラじゃなくない?」 「だってあたし、美月の趣味知らないもん」 …そうか 言ってなかったもんな。 その時 ♪♪♪ 「これ、瑠依のじゃない?」 「あ、あたしだ。ちょっと待って。」 スマホの画面を見た瞬間 瑠依は止まった。 「瑠依?」 「ごめーん。美月あたし帰るね〜」 「え!?」 「彼氏から電話だから♡」 「あーはいはい。」 (…幸せなヤツめ) 「じゃ、またね〜」 そう言って、瑠依はそそくさと帰って行った。 バタン 「…早。」
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