魔法美女

1/1
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

魔法美女

魔法美女エリナ21歳には婚約者が存在するのですけど、 その婚約者はドレバル国のレバル城の王子なのです。 王子の名前はアレスレイです。 エリナとアレスレイは仲睦まじい関係なのですけど、 二人は何時も公園や城下町、それに森の中でデートしている 訳ですけど、それでも中々満足がいくデートが出来ないのも 事実です。 エリナは魔法美女でもあり、アレスレイが王子なので 当然の事ながら、身分差もあるのです。 しかし、そんな事は全然関係ないし、 二人にとって双方がかけがえのない感じです。 今日はエリナとアレスレイはレバル城のバルコニーに居るのですけど、 風も冷たくなく気温も暖かいので清々しい気分ではあるのです。 そんな二人は物凄く深刻そうなお話をしているのです。 「エリナ、四つん這いになってくれよ」 「何でそんな事をしないといけないの?」 「理由は聞かないでくれよ」 「もう、分かったよ」 そう言うとエリナは地面に四つん這いになると エリナが着ているのはミニスカートなので 穿いている黒のショーツが丸見えなのです。 そうするとアレスレイがエリナの穿いているショーツを 見ているのですが、口から涎を垂れしているのです。 それだけじゃなくてアレスレイはエリナのお尻に顔を擦りつけており、 スリスリしているのです。 そうしているとエリナは急いで腰を上げて 立ち上がるのです。 「ちょっとアレスレイは何をしているの?」 「エリナのショーツとお尻を堪能していたんだよ」 「何、そんなエッチな事をしているのよっ!!!」 そう言いながら、エリナはアレスレイの頬に平手打ちするも アレスレイが避けており、平手打ちは当たらないのです。 「如何して避けるのよ、当たりなさいよ」 「当たると痛いしな、無理だな」 「むぅっ」 「アレスレイ、御免なさいね、婚約破棄します」 「破棄するのかよ、やめてくれよ」 「五月蠅いよ」 「破棄はやめてくれ」 「嫌よ」 「そんな事は言わないでくれよ」 そう言いながら、アレスレイはエリナの事を抱き寄せているのですけど、 肝心のエリナは怒っているのです。 「何、気安く触っているのよ」 そう言うとエリナはアレスレイの足を思い切り 踏んづけるのです。 「いでぇ、何するんだよ」 「本当に婚約破棄するからねっ!!!」 「分かったよ、御免」 「分かればいいのよ」 こうしてエリナはアレスレイに婚約破棄するのです。 そして、数日後。 エリナは魔法美女として日々、奮闘しているのですけど、 それでも恋愛したいって気持ちは強いのですが、 それでも何かが起こって婚約破棄すると言う感じになると 嫌なのでやめる事にするのでした。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!