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額にまた、濡れタオルを乗せられた。
王国の姫
ラフィーネ
「ここは、王城…
お父様はもういなくなってたけど
この城だけは無事だったのです。」
そうか…
勇者
クラージュ
「平和がまた戻ったんだよ、サジュール!
聖剣を大魔王の胸部の目玉に突き立てたら
黒いモヤになって消えて…
魂はその聖剣が今、もう一度封印してる。
聖剣を抜いたらその封印が
解けてしまう可能性があったから
ラフィーネに協力してもらって
また、聖なる結界をはってもらったんだ…
大丈夫、俺とウルフォスで
彼女を完全に浄化してるから。」
ラフィーネ様を浄化?
あ、なるほど…僕にシたのと
同じコトを彼女にもシたんだな。
王国の姫
ラフィーネ
「おかげさまで、体の中から消毒されて…
心まで晴れやかです。」
いつもの清楚な姿のラフィーネ様…
僕はそれが確認できただけでも安心した。
僕
影の一族
サジュール
「…明日から
大魔王封印の地の見張りにまた入る…
今日は、もう少し休ませてほしい…」
僕はその状態でまた、目を閉じていた…‥
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