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大魔王の嫁
ラフィーネ
「きゃははは★
でもでもぉ~
まずは、わたくし達の
可愛い配下、魔族長セドゥくんと
戦ってもらいま~す♪」
大魔王グラオザールは
肩にラフィーネ様を乗せたまま…
バックステップで下がり
入れ替りでセドゥが出てきた。
僕
影の一族
サジュール
「セドゥ…」
その姿を見ただけで
鳥肌が立つ…
魔族長
セドゥ
「さじゅーる🖤
惜しい男を無くしたよぉ…
もう一度、俺様達と来ないか?
みぃちゃん…!」
みぃちゃん
「ニャゴ、ニャアゴオオオッ!」
(訳:また、気持ちよくしちゃうにゃっ!)
触手が伸びてきて、トラウマが甦る!
とっさに小刀を取り出した僕は
伸びてきた赤猫の触手を切り裂くが
再生した触手がまた伸びて来て…
いくら切り落としてもキリがない!
勇者
クラージュ
「やめろ!
俺のサジュールに触れるな!」
聖剣を構えたクラージュが
僕の前に出てきて
聖剣を片手でふるい
聖なる斬撃を飛ばした!
みぃちゃん
「グニャアアアッ」
聖なる斬撃に切り裂かれた
赤猫の触手は再生できなくなったようだ
床に落ちて黒いモヤとなり消え去った。
魔族長
セドゥ
「俺様のみぃちゃんになんてことを!」
今度は赤猫の前にセドゥが出て
勇者クラージュと睨み合う…
勇者
クラージュ
「今までサジュールは俺を護ってくれた
だから今度は俺がサジュールを守るんだ!」
クラージュはセドゥに斬りかかった!
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