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到着して3日経ち、リリーとレインが外している時に、マリナがアナスタシアのベッドの側に来た。
「姫様は、皇帝陛下よりエド様が、お好きなのではありませんか。」
アナスタシアは顔が赤くなるので、思わず布団を上まで上げる。
「リリーさん達は気付いてないようですが、姫様とずっと一緒にいた私はごまかされませんよ。陛下と一緒にいらっしゃるところは、見たことありませんが、嘘をつけない姫様が、ふたりの男性を手玉にとるほどの事ができるわけないですから、エド様への好意がだだ漏れなことを考えるとそう答えが出ました。」
「…マリナには隠せないわね。私はエド様が好きよ。妻にするための準備をするから待っていて欲しいと言われて、この指輪を貰ったの。」
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