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これは、僕が小学一年生の時に体験したことです。
(どうしようトイレ行きたい…お母さん起こそうかな…でも、ぐっすり眠ってるしな…あ~やっぱり一人で行くの怖いな~…)(ヤバい、もう漏れそうだ。よし、行くか)…
ギイ、ギイ、ギイ (やばいやばいやばいやばい、真っ暗だし、怖いし、戻りたいよ…でもあとちょっとだ。怖いから歌でもうたおうかな)「お化けなんていなーいさ、お化けなーんていないさ」…
(あ~スッキリした。後は部屋に戻るだけだ) とん、とん、とん (階段の音が響くな~、怖いから早く戻ろう)「うわっ」「今なんか青い光が横切ったような、あれ、俺しりもちつかなかったら階段踏み外して落ちてたな…」(そういえばおじいちゃんも階段踏み外して死んじゃったんだっけ…) 「悠太~、今何時だと思ってるの。もっと静かにしなさい」「ごめんなさーい」…
あの時のことは今でも覚えています。あの時落ちていたらと思うとゾッとします。あの青い光はおじいちゃんだったのかもしれません。危なっかしい僕を見守ってくれているのだと思います。ありがとう、おじいちゃん。
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