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小休止だとでも言うように火を置いたパフォーマーは水辺へ移動をした。
そして今度は、
とても大きな火種のついた縄に火をつけ始めた。
先端が大きな火の塊となった縄。
それを水面に滑らせるように回していく。
すると今度は小さな火の種が宙に舞い始めた。
縄の回転を速く大きくさせる男の人たち、
それに呼応するように大きく飛び散る火花。
大きくも小さくも円を描くように火花が散って、
まるで目の前で花火を見ているみたいだ。
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