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そこからしばらくは抜け殻のような生活が続いていた。
生きるため必要最小限の行動は取る。
ただそれだけ。
生きているだけって表現がぴったりだと思う。
でも疲れた心も日を置けば少しずつ快復してくるわけで、
僕の生活も少しずつ最小限の生活から人間らしい生活へと戻っていった。
以前と違うのは、
仕事に行く必要がないという事。
会社には正式に退職の手続きを取った。
心の枷が外れたような気がして、
これが快方に大きかったと思う。
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