番外編*1 R&R

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「ふっ……ん」  腰を揺らしながら、お姉さんが洗面台に突っ伏すように前のめりになり、唾を吐いた。 「うがいするから、ストップ」  俺は従った。  クリを咥えたまま、舌の動きをストップした。  けれど、片足で立っている上に、水を吐き出すのに下を向くと安定感がなく、腰が揺れ、舌がクリを掠める。  お姉さんは更に腰を揺らす。  カタンとコップを置く音がして、俺は舌を動かし始めた。  さっきより小刻みに素早く舐め上げる。 「はっ――、あ……」  お姉さんがブラウスから腕を抜いて、パサリと落ちた。  ブラジャーは俺の頭に引っ掛かる。  それでも構わずに舐め続けた。 「ね……。ちょ――、もう……」  イキそうなのか、立っているのがツラいのか。  多分、前者。  イカせたい。  俺はクリを舐めながら、蜜口に指を添えた。 「ちょ――っ! ダメ! ダメダメ!」  何をされるかわかって、お姉さんが身じろぐ。  だが、やめる気はない。  俺は潤ったソコに指を差し込んだ。 「ひゃぁ……っん」  間違いなく、余裕のない声。  嬉しくなる。  俺は年上が好きで、年上に好かれることも多いけど、主導権を握られることが多い。  いちいちされたいことを言われたり、「上手ね」なんて言われると、萎える。  年上が好きだけど、可愛がられたいわけじゃない。  いや、可愛がられたいけど、見下されたくない。  自分でも訳が分からなくて、面倒臭い性癖だとは思うが、そうなのだ。  椿ちゃんの影響かもしれない。  ハジメテの時、椿ちゃんもハジメテで、年上で、いつもは俺を子ども扱いして世話を焼く彼女が、俺のすること全部に恥じらい、乱れ、涙ぐむ姿に興奮した。  終わってからの罪悪感は半端なかったけど。  とにかく、そうなのだ。
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