番外編*1 R&R

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 セックスで『気持ちいい』と思うことはあっても、『幸せだ』なんて思ったことはない。 「ホントにおっぱい大好きなのね」  そういうことにしておこう。  尖端を咥え、舌で転がす。 「ねぇ、お姉さん」 「んっ、ん?」 「動いて?」 「ん……」  お姉さんは俺の肩に手を置き、ゆっくりと腰を揺らし始めた。  俺は赤ん坊のように乳首に吸い付いたまま、彼女の表情を見ていた。  慣れてそうなのに、慣れてない……。  繋がっている部分に指を添える。  お姉さんがビクンッと身体を強張らせて、細めていた目を見開いた。  指の腹で茂みの中に隠れた芽をクニクニと擦ったり潰したり。 「ま、待って。そんなに――」 「――お姉さん、可愛い」  もう、痛くなんかないはずだ。  とろりと蜜が溢れ、無意識だろうが彼女の腰の揺れが大きくなっている。  俺はお姉さんのリズムに合わせて腰を突き上げた。 「ひゃ――っ!」  気持ちいい。  俺は実年齢より若く見られる。  実際は、もうすぐ二十六歳だが、二十二・三歳に思われるらしい。  幼くてバカな年下ワンコキャラでいれば、お姉さま方が可愛がってくれるから、そうしているのも理由だろう。  だから、お姉さんもそう思っているかもしれない。  俺のことを、十歳くらい年下で、親の金でいいトコロに住んで、ヤリ放題のバカ息子だと思っているのかもしれない。  それならそれで、いい。  いや、良くない。 「待って、待ってぇ」  大きく激しく揺れる乳房に顔を埋め、大きく激しく突き上げる。  次第に、膣内がキュウキュウに締め付けてきて、堪らなくなる。 「一回とか、むりっ――!」  彼女の腰を抱いて、身震いすると、腰から太腿が跳ねた。  清々しい解放感。  大好きなおっぱいに包まれて、めちゃくちゃ気持ち良くなって、すっきり出し終えた俺は、不覚にもそのまま意識を手放してしまった。
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