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セックスで『気持ちいい』と思うことはあっても、『幸せだ』なんて思ったことはない。
「ホントにおっぱい大好きなのね」
そういうことにしておこう。
尖端を咥え、舌で転がす。
「ねぇ、お姉さん」
「んっ、ん?」
「動いて?」
「ん……」
お姉さんは俺の肩に手を置き、ゆっくりと腰を揺らし始めた。
俺は赤ん坊のように乳首に吸い付いたまま、彼女の表情を見ていた。
慣れてそうなのに、慣れてない……。
繋がっている部分に指を添える。
お姉さんがビクンッと身体を強張らせて、細めていた目を見開いた。
指の腹で茂みの中に隠れた芽をクニクニと擦ったり潰したり。
「ま、待って。そんなに――」
「――お姉さん、可愛い」
もう、痛くなんかないはずだ。
とろりと蜜が溢れ、無意識だろうが彼女の腰の揺れが大きくなっている。
俺はお姉さんのリズムに合わせて腰を突き上げた。
「ひゃ――っ!」
気持ちいい。
俺は実年齢より若く見られる。
実際は、もうすぐ二十六歳だが、二十二・三歳に思われるらしい。
幼くてバカな年下ワンコキャラでいれば、お姉さま方が可愛がってくれるから、そうしているのも理由だろう。
だから、お姉さんもそう思っているかもしれない。
俺のことを、十歳くらい年下で、親の金でいいトコロに住んで、ヤリ放題のバカ息子だと思っているのかもしれない。
それならそれで、いい。
いや、良くない。
「待って、待ってぇ」
大きく激しく揺れる乳房に顔を埋め、大きく激しく突き上げる。
次第に、膣内がキュウキュウに締め付けてきて、堪らなくなる。
「一回とか、むりっ――!」
彼女の腰を抱いて、身震いすると、腰から太腿が跳ねた。
清々しい解放感。
大好きなおっぱいに包まれて、めちゃくちゃ気持ち良くなって、すっきり出し終えた俺は、不覚にもそのまま意識を手放してしまった。
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