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まぁそれはさておき、中でも何よりいけ好かねーのが、あの人を常に見下しているかのような目だ。
あ~~、嫌だ嫌だ、絶対友達にはなれないタイプだね、ありゃあ……。
内心、そんなことを考えていた矢先、
「よぉよぉ、兄ちゃんよぉ~。静まるも何もココがどこだか判っていってんのか、オメー? 酒場だぜ、さ・か・ば‼ 騒がしいのが当たり前なんだよ、バァ~~~……」
ドゴッ――。
「ブヘェッ!?」
ドンガラガッシャーーーンッ‼
絡んでいった名もなき酔っ払いAがぶっ飛ばされた挙句、テーブルにそのまま突っ込んでいった。
「フン、言いたいことはそれだけか? 平民が私の前に立つなど千年早い」
まるで、ゴミでも見るような目で一瞥した後、コチラの方を睨みつけてくる。
「アララ~、ひっでぇヤツだなぁ……。いきなりぶん殴りやがったぜ?」
そんな俺の感想はさておき、この兄ちゃんの態度に今までどんちゃん騒ぎをしていた酔っ払い連中が揃いも揃って殺気立っていく……。
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