ダークミルクチョコレート

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「……。」 音を立てないようにそっとドアを閉めた。 自分の家なのにドロボウかのごとく、抜き足差し足で そろそろと移動する。 …ドク… …ドク… 心音がうるさい。 ドラマとかでよくある、最悪の光景が頭に浮かぶ。 (まさかそんな… いや、でも…) 不安が全身を包み込む中… ドアの前にたどり着いた。 光が漏れてない事から、おそらくリビングの明かりも消えている。
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