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『星越えて君想う〜ショートver〜』
この作品はコチラです!↓↓
https://estar.jp/novels/25847763
超・妄想コンテスト「結婚」参加作品
『星越えて君想う』(ショートver)
〔ジャンル〕SF
〔字数〕7997字(約14分)
〔テーマ〕異星人と偽装結婚/星を越えた愛
〔キーワード〕夫婦/星/宇宙
〔イメージソング〕スキマスイッチさん『星のうつわ』/supercellさん『うたかた花火』
〔初見の方へ〕
「俺の言う通りに従わなかったら、この星が吹き飛ぶからな」 、「俺と結婚しろ」 。
ある日突然現れた、『アイラ』と名乗る異星人に、脅迫とプロポーズを同時にされた星那。そこから、周りには内緒の、奇妙な新婚生活が始まる――――。
イケメンだけどぶっきらぼうな彼と過ごす日常に、少しずつ変化が生まれていく……。縮まっていく、ふたりの距離。でも彼はいつか、自分の星へ帰る。
いびつな夫婦の恋の行方は―――――――。
※ここからネタバレと、あとがきのページになります!
2022.1.18現在
【はじめに】
エブ6作目。私の過去作で1、2を争うほどに反響のあった、「代表作」とも言える作品です。
妄想コンテストの「結婚」というテーマを聞いた時に浮かんだ「宇宙人に脅されて結婚」という何気ない発想から、この物語は生まれました。
作っている自分自身が主人公に感情移入して、キュンとしたり泣きながら執筆を進める……という、ちょっと今までとはかなり違った「特別」な作品でした。後にも先にも、泣きながら書いたり、ここまで感情移入して書いた作品は、これだけだと思います。なぜ、そうなったのかはわかりません。主人公と私が、たまたま「共鳴」したのかもしれません。
知らないところでTwitterで何回か紹介していただいたり、嬉しい感想をたくさんいただいて、この作品のおかげで繋がれた人もいたので、私にとってかなり思い入れの強い作品となりました。
【登場人物紹介】
・星那
幼い頃から、なぜかUFOに遭遇してしまう23歳(途中26歳→最後31歳)。1月4日(しぶんぎ座流星群が降る日)生まれ。
田舎から上京して大学進学後、小さな会社で事務職員として働く。どちらかと言うと、さっぱりとした性格の美人。趣味は星空観賞(東京に来てからはプラネタリウム観賞)と読書。特技は料理。辛党。昔から不思議な声を聞いたり、UFOを何度も見ているため、ちょっとしたことでは驚かなくなっている。異星人を呼び寄せる力を持っている……?
・アイラ
「地球特別調査」という仕事を任され、秘密裏に地球へやって来た異星人(男性)。年齢は、25歳(途中28歳→最後33歳)。父は病気で死去。母が故郷にいる。
故郷の星では相当なエリートで、日本で言う東大のような成績トップクラスの学校を卒業。優秀な頭脳と強靭な肉体・精神を持った者でないとなれない「宇宙飛行士」として活躍し、今回の地球への調査も実力を期待されての任命だった。
常に冷静で淡々としており、感情があまり顔に出ない。話し方も、ぶっきらぼう。そのため、「冷たい」と言われることがある。実は甘党で、スイーツや大好物の食べ物を前にした時だけ、顔が緩む。見た目はクールなスーパーイケメンだが、中身は子供っぽくてワガママなところも。本気を出すと、指一本で人間を吹き飛ばすことができる。
地球でカレーライスと納豆とプリンにハマる。
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