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【優花はザ・女子!】
この子、本当に可愛いんですよ。私が男性だったら優花ちゃんと付き合いたい……。ゆるふわ天然女子です。彼女は彼女なりの葛藤があり、最終的に将人に別れを告げました。咲綾ちゃん大好きっ子なんです。いつか彼女視点のサイドストーリーも書いてみたいなーって思っています。
【将人はなぜ神社にいた?】
ラストの話ですね。帰省した彼が、なぜ神社へ行っていたか。それはここで話してしまうとつまらないので、やめておきます。彼視点のサイドストーリーはそのうち書けたらいいなーと思っているので、その中で答えを出したいなと。
【とんぼを助けるエピソード】
幼い咲綾が、自分の宝物と引き換えにとんぼを助けるエピソード。あれも実は、私の幼少期の実体験から来ています。
母親から様々な絵本を毎晩読み聞かせてもらっていたせいか、生き物に感情移入する小学生へ成長していました。友達やクラスメイトがとんぼを遊びで殺しているのを見てしまった時は、悲しくて涙が出てしまうほどでした。
ある日、一緒に遊んでいた友達がカエルを捕まえて殺そうとしていました。私が止めに入っても彼女から納得してもらえず、私は今までに集めたビー玉を全て彼女にあげました。そうやってカエルを離してもらいました。ビー玉のことは少し残念だったけど、後悔はしませんでした。そんな昔の思い出が、まさかこんなところで活かされるとは思いませんでした……。あのビー玉、今も彼女のところにあるのかな。
【余談】
この作品のイメージソング的な曲が、瀬川あやかさんの「どんなに…」です。咲綾ちゃんの心情(特に物語のラスト辺り)に近い歌詞なんです。アマゾンミュージックで聴けるので、良ければ聴いてみてください。
ちなみに、この作品を書いている時は、いきものがかりさんの「キラリ」をヘビロテしていました……。いきものがかりさんのピュアでキラキラな感じ、大好物です。
【最後に】
私は「運命」もあると思うし、「運命は変えられる」とも思っています。どうにもならないことだってあるけど、今を作っているのは間違いなく、過去の自分。どんなに無理そうな夢や相手でも、自分の想いが強ければ強いほど、自然と引き寄せられたり、近づいていけることもある。想いの強さで、望むところに近い未来にしていけると信じたいです。
この物語を書けて、本当に楽しかったです。10年以上に渡るスランプを乗り越えての、最初の復帰作となりますが、それがこの物語で良かった。
お読みくださった皆さまに感謝感謝です。ありがとうございました!
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