[非公式]JACKの備忘録

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笠松 錐「5つの必殺技」 考えられる可能性 ・「全てが枯れ落ちるifの世界で」 前作JACKに於いては、笠松創君がその能力使い方の可能性 つまり世界線がどうであろうが、他者の能力がどうであろうが「枯れ落ちさせる」事を多少忌避してたきらいがある 主に遠藤快の前では隠していた部分もあるし、ぶっちゃけて仕舞えば、Lが時止め使ってこようとも、遠藤家がアスタリスク使ってこようとも、先出ししてしまえば笠松の勝ちになり得る場合がある Lは長生きお姉さんなんでうっすらはわかっていても笠松家が本気でこれ使って戦われた事が無い節がある はーくんもはーくんのお父さんの笠松家最強親子も、この能力に関しては全貌を見せていない 唯一、第三世界大戦の親子大戦で互いに使ったけれど、桔梗しか恐らく見えていなかった 桔梗、葵君はこの能力に対する打開策あっても結局のところ、他の能力者は能力者争いの経験値が「絶対の七人」であろうがなさすぎる そういう点では、錐ちゃんがもしあの地獄絵図を全て教えてもらったらこれ一つで殆ど完封してしまえるくらいに使い所をみあやまなければ、勝てる可能性すらある 勿論快と狩人の能力の無い零、雁真には効かないけれども ただ、これが笠松家の必殺技かというと実はもっと錐ちゃんのイマジネーションとプログラミングが上手になれば、最終的な必殺技でも無い だって「能力を創る能力」の本領は伊津野の「コピー」すら創れるのだから、例え錐ちゃんの脳の現在のキャパシティでは「コピー」創れ無くても将来的にはもっと凄い技つくるのだろう (失礼しました。コピーは御三家の能力ですので、錐ちゃんでは創り出す可能性が「低い」です 但し今後の未来に於いて、無理では無い可能性を彼女は秘めています それに「気づき」を得られるのが、どういう形になり得るかはわかりませんが、恐らく彼女のケースで言えば、相当な感情の揺さぶりがあった時以降になるでしょう 彼女は、葵君の兄弟で「笠松」を引き継いで貰う子もを産む運命ではありますが、葵君の能力がまだ完全に明かされていない以上葵君は「遠藤」並びに「笠松」になり得る可能性も大いにあるでしょうね) ・戦闘能力上げるなら、「コピー」作って置けば良いのだけれど、相手の無力化及び殺傷能力高めるなら 初手は「アスタリスク」一択かもしれませんね -----少し話が逸れるけれども---- かつて日本に「武田幸三」という、ムエタイを倒しラジャダムナンでチャンピオンになったキックボクサーがいた 彼の練習量はそれはそれは凄まじく、今のスポーツ医学には全く則していない 兎に角、サンドバッグ打ちとかで一度気絶してからが「本当の練習」って感じで、汗や涙、血の混ざった小便を垂れ流しながらも、イマジネートし続けてサンドバッグを蹴り続けこの飽食の日本に生まれ育ちながら、あの勝負が賭け事になっているスタジアム、そして飢えて貧しい育ちから一攫千金、家族を背負って闘う選手たちを倒して、更には観客を沸かせながらチャンピオンになった つまりは、それくらいの事が「普通の練習量」でないと、彼の場合は勝てなかった訳だ しかも、彼は選手時代後期は、片目失明しながらも平然と戦っていた 気絶してからもサンドバッグ叩ければ、要は意識外(人間どうしたって構造上、五感がある以上五感に頼って闘うわけなのだど、脳に意識が伝わる隙は絶対に生じてしまう。 これはもう人及び動物は仕方がない) から攻撃があった所で対応が出来てしまう訳だ 最もそのような狂った練習法を今現在出来るか?どうかはそれぞれの格闘技道場やプロレス道場で許されているか?どうかはわからないが。 まあ、昔の新日本や全日本ではその手のエピソード(しごきという名の(今考えれば)虐待に近いレベルの練習)に事欠かないけれど 日本のプロレスは、「相手の技を受けてナンボ」そして更にそこから上回る攻撃でフォール取るというエンターテイメントだから、所謂総合格闘技系の競技とは少し考え方が異なる 総合格闘技は、相手の技のことなど考えず先に潰した (「タップ」乃至は戦意喪失させた)もの勝ちなのだから アメリカのプロレスは、ある意味ショービジネスだから演劇のように作られている だから、ゴッチさんみたいに潰そうとしてしまうレスラーは受け入れられず、かつ日本では受け入れられているというアンビバレンツな部分もあったりもするのだけれど 日本のプロレスは、否が応でも力道山から始まっているのだし、力道山は元々力士の考え方が強い人なのだから 力道山について書き込み出すと、木村政彦にも言及しなきゃならなくなるから、そこはちょっと省く あと初期の極真会館もそうではあったけれど K-1は、今は随分と異なっているが、発祥は正道会館って空手だし、正道会館始めた石井館長は、極真で破門食らった「ケンカ十段芦原英幸」の所の門下生だ となるとどうしたって根底にはそういう血脈が流れている 武田幸三選手が、何故ラジャダムナンチャンピオンだったにも関わらず、K-1で勝てなかったか? K-1は、申し訳ないが興行だし、ムエタイは廃人になっても家族にお金を届けるシステムがあったので選手は壊れても構わない勢いで闘っている そういう所で勝ち上がった人と、日本の興行システムは乖離し過ぎている(あの当時の場合だと、テレビ局ひいては広告代理店やスポンサーの意向を無視できない)のだから、そればかりはどうしようも無いと思う だからこそ格闘技幻想が生まれる余地があるのだけれど 更に言うならば、K-1の間合いとキックの間合い、ムエタイの間合いは凄く違うらしい その中では首相撲があるムエタイが最も選手間距離が近いと言う話だ 勿論、MMAと総合格闘技、佐山先生の目指す武道ともそれぞれ異なる 日本の興行向けに育った格闘技選手と海を渡りムエタイを倒す事を心がけてしまった人とでは、如何ともし難い差があると思われる いくら武田幸三選手が無意識下でも闘える、詰まる所相手を打倒できる身体を作り上げていたとしても日本でその真価を発揮する場は無いんじゃなかったのかな?と思う かといって彼は考え方が家族、一族背負って闘っていたムエタイ選手のそれに物凄く近いように見えるから、一切文句を言ったという話を聞かない そこがまた美しかったし、今現在も美しい人だなあと思えるのだが ----- つまりは、そういう闘いを経験したか?して無いか? で、はーくんは先代のBと幼い頃子供ながら闘いを越えてるから経験値が違う まあ、第一の世界にも快と楓と颯と行ってるから、余計に違うのだが
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