オトコの娘になりたい男の子

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「うん…大丈夫…前に行った事あるから大丈夫だよ」  あれよあれよと言う間に決まり日曜にオトコの娘になってから出かける事になった。  そして次の日の朝  朝早くから希沙は羽田家を訪れていた。玄関のチャイムを鳴らして対応したのは麗奈だった。 「は〜い…あ、希沙…おはよ…」 「おはよ!」 「随分、早かったわね…」 「そりゃ…勿論…可愛い二人が撮れるんだもん!」 「ふふ…それもそうか…準備は出来てるから…透、翼君…」  麗奈に呼ばれて玄関に来た二人を見て希沙はさっそく写真を撮りまくった。 「ぅ…わぁ!…可愛い❤」 「ふふ…今日は…昨日のと違って髪型を変えたのよ…」 「へー…セミロングも良かったけど…これも良く似合っていて可愛い❤」 「でしょ?」 「うん!…それに今日のコーディネートもいいし…」  何時までも写真を撮っているので透は撮るのを止めさせた。 「ぅ…いつまで撮ってんだよ!…これじゃ出かけられないだろ!」 「!?…ご、ごめんなさい…あはは」 「たく…」 「まぁまぁ…羽田君…」 「昨日も可愛かったけど…今日のも可愛いからつい…ごめん…それじゃさっそく…い、行こうか?」  それから希沙の車で出かける事になったが出かける前に麗奈が希沙に何かコソコソと耳打ちをしていたが取り敢えず早く出かけたかったので透と翼は気にしなかったがまさかこの時、思っても見ないところに行くとは思わなかった。 「あ、希沙…あのね…」
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