1人が本棚に入れています
本棚に追加
盗聴器とか爆発とかしたらどうしよ?
でもなぜか大丈夫な気がした。
そしてあの夢はなんとなく現実にあった出来事のような感覚があった。
それと共に、懐かしくも感じた。
しかし、頭に浮かんでくる。
任務+地球人+審査
=?
一体なんなの?!
******
今日はバイトだ。
リカはカフェでバイトをしている。
十九歳の頃から始めて一年ほど経つ。
学校の講義が無い、今日のような日はバイトをいれていた。
支度をし、家を出る。
デニムのワンピースを着た。
赤の時計を見る。
腕につけてみる。
うーん。なんかな。
得体の知れない時計を身につけるのは気持ちの良いものではない。
かといって、置いていくのもなぜか気になる。
迷った挙句、カバンの中に入れ、バイト先に持っていくことにした。
***
リカが通っている大学からすぐの場所に位置するカフェがリカのバイト先だ。
店内はいつも大学生でいっぱいである。
今日も店内は近隣の大学生で席が埋まっていた。
「おはようございますー!」
バイト先の店長と、もう一人のバイトの原田さんに挨拶をする。
「おはよう!」
店長はにっこりと笑顔で応える。
優しくて大好きな店長。
最初のコメントを投稿しよう!