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TAKE 1
これまでのあらすじぃ!
温かい春風の吹く小さな町に、一人のある少女がいたぁっ、その名も「赤ずきん」だぁ!赤いずきんをつけているからだぁ!
おばあさんの元に果物を届けるよう頼まれた赤ずきんだったが、その途中、お母さんとの約束を破って寄り道をしてしまう。その隙におばあさんを丸呑みした狼はおばあさんのフリをしてベッドの中で赤ずきんを待ち伏せる!
果たして赤ずきんの運命やいかに!
ピンポーン
「おばあさーん、果物持ってお見舞いに来たよー」
「おぉ来たか赤ずきんよ。中に入りなさい」
赤ずきんが部屋の戸を開けると、そこにはベッドで眠るおばあさんの姿がありました。
しかし赤ずきんは、ホテルで目を覚ました時、いつも家で見てるのとは違う天井が見えて一瞬どこにいるのか分からなくなる、みたいな時くらいそのおばあさんに違和感を感じました。
「ねぇねぇおばあさん。おばあさんの耳は、どうしてそんなに大きいの?」
そう赤ずきんが尋ねると、おばあさんはこう言いました。
「それはね、お前の悲鳴をよく聞くためだよ!ガオォーーーーッ!」
〈はーい! カットカットー!〉
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