一食目「美味しいカニがあるんですけど、毒味してみますう?」

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 シュガーローフとフリヤンディーズは、しゃがみ歩きでポペシャンに近づいた。  そして、恐る恐るポペシャンの顔をのぞき込む。  ポペシャンは、寝息を立てて熟睡しているようである。  シュガーローフとフリヤンディーズはここぞとばかりに目と目で決意を結び合い、両手で握り合ったモーニングスターを振りかぶる!  ぐきゅうるるるるるるる!  腹の虫の音である。   「ひえーーーっ」  シュガーローフとフリヤンディーズは慌てて互いの腹を押さえ合った。  そしてすぐさまポペシャンの顔を見返した。 「よかった、まだ目覚めてないみたい。やるなら今よ!」 「うん、今こそ、うちらに食料を!」
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