5月に君と出会って

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あの時は、別にヤンデレでもなかったのにな。と、思いながら歩いていると、いつの間にか私の勤務先へ着いていた。 ここで隼人と別れる。 「じゃあ、またあとで。なるべく早く帰れるようにするからね。」 「も、もうちょっとだけ…」 「だーめ。ほら遅れるよ」 渋々といった様子で歩いていく隼人を見ると、自然と顔がほころぶ。 そして私は今日も仕事を頑張れる。 そんな毎日が幸せだ。
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