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193 プロテインD 様
1.カクヨム、アルファ、なろう
2.特になし
3.面白ろければなんでも
4.主人公は、少年漫画系ですね。
基本的には自分の内面の一部。
5.モチベの波がすごい。
6.推理小説は書いてみたいです。ガチのミステリー。
7.んー。特に思い付いた物を書いているだけなので得意も不得意もないですね。不得意なものは、そもそも書けない。
8.つくも神の奇妙なひとり言〜トラブル・ブルース〜
https://kakuyomu.jp/works/16816927860712353670
【あらすじ引用】
──それは呪いの人形だった。
学校前のゴミ捨て場にポツンと置かれた西洋人形。
それを、県内でも有名な不良少年の一護と力漢が、遊び半分で触ってしまう。
その日から、一護は呪いの人形【メリー】に狙われてしまうことになる。
苦肉の打開策を導き出し、どうにかメリーの呪いを回避して、呪いの人形の捕獲に成功する。
「やってくれたわね……」
口を開いたメリーの呪い言に対して一護は。
「だったら、ずっとここにいろよ。俺がお前を一生大事にしてやるよ!」
これが始まりだった。
その日以来、一護の生活はガラリと変わってしまった。
次々と巻き起こる仲間の事故、謎の陰陽師に狙われたメリー、幼き頃のぬいぐるみが付喪神に。
不登校になった親友達、巷を騒がせる赤い人。
一護は、次々と怪異な事件に巻き込まれ始めた。
ギャング、暴走族、天才ギャルに哲人女子、ヤンデレなあの子に、刺青陰陽師。
奇想天外な仲間たちと繰り広げられる、都市伝説×実話怪談に基づいた現代ファンタジー!!
これは、心霊×学園×ヒューマンドラマに翻弄される、國枝一護の青春物語。
────レビュー全文
【物語は】
都市伝説などの話しが入り乱れるところから始まっていく。
話は耳に入ってくるが、それには興味がないと言わんばかりにヘアスタイルを気にする主人公。この先、日常がゆっくりと浸食され、非日常になるとも想像せずに。
だが、友人らしき人物との会話から主人公がオカルトに関し、全くの無関係でないということが想像できる会話を目にすることが出来る。
果たして彼は、どんなことに巻き込まれていくのだろうか?
【主人公と彼を取り巻く環境】
主人公には幼馴染みを含め、仲の良い学友が何人か存在する。
いずれも一風変わった個性的な人々だ。
主人公はあらすじにもある通り、”県内でも有名な不良少年”。しかしながら、周りの人間が個性的すぎて常識人に感じる場面が多い。
妹とも仲が良く、ノリの良い、友人を大切にする人物という印象を受ける。
主人公の父は作家、母健在。妹は面白い癖を持った人物のようだ。
個人的には金剛くんという人物がとても面白い人だなと思っている。
【コミカルであり、ホラーである】
主人公と友人がゴミ捨て場で、ある人形に遭遇するところからいつの間にか非日常に浸食されていく物語。
周りにいる人たちがかなり個性的な為、ナチュラルに混ざっていくような印象を受ける。笑いがそこかしこに含まれており、ツッコミどころ満載という楽しい物語でもあるのだが、この物語はジャンルは現代ファンタジーであり、ホラーなのである。
すっかりホラーであることを忘れた頃に、恐怖が訪れる。
できれば夜中に読みたくないシーンだ。
実際自分は、そのシーンの直前まで大笑いしていたのだが、固まった。
笑いと恐怖の温度差が凄い物語でもあると思う。
【読了部分のみでは、本質やメッセージに気づかないかもしれない作品】
7話まで読了にてレビューを書かせていただいているが、これはまだ序盤であり、ターニングポイントを越えたあたりとなる。
つまり、これから彼はいろんな出来事に遭遇することになるのだ。
赤い人とはなんなのか? どうして親友たちは不登校になってしまうのか?
その事件は解決されるのか。謎まだに包まれたまま。
ここまでの部分では、主人公がどんな日常を送り、メリーさんとどんないきさつがあって出逢ったのか。危機を乗り越えたのか? 主人公の考え方や世界観が明かされていく。友人たちは不良であったりはするが、とても明るく人々なので不登校になるような感じはしないのだ。この先に待ち受けているものとは?
【物語の見どころ】
恐らく、昭和に流行ったものを知っている人には”懐かしい”という部分が多いのだと思う。(自分は調べつつ、拝読させていただきました)
仮に知らなくても楽しめるし、調べると発見もあると思う。
髪型に関しては、見たことはあるけれどそんな名前なんだ! と驚くものもあった。
勉強になる部分もあり、とても楽しめる物語だと思う。
そして都市伝説などが好きなら、更に楽しむことが出来るだろう。
メリーさんと出逢ったその後、主人公の日常は変わっていくようだが、彼はどのようにして事件や困難を乗り越えていくのだろうか?
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
物語の先をぜひ、その目で確かめてみてくださいね。
お奨めです。
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