199 中村尚裕 様

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199 中村尚裕 様

1.メイン活動サイト ・ノベルアッププラス 2.得意なジャンル ・アクション ・SF ・ハードボイルド 3.好きな物語の傾向 ・手に汗握る二転三転の展開が大好きです。これはアクションや戦闘に限らず、コメディにしても同様ですね。『面白さの核は、【上手くいかないこと】』と心得ます。 4.つい主人公にしてしまうタイプ ・『不屈のハードボイルド野郎』ですね。次から次へと降りかかる困難に歯軋りしつつ、あきらめないで突破口を探す人物像が大好きです。ですがコメディであろうとも、目的を実現すべく希望と知恵と勇気にしがみ付き、状況を揺さぶり続ける姿というものに惹かれることには変わりありませんね。 5.執筆する時の拘り ・『表現の限界は、あきらめたところ』:あきらめたら、いかなる可能性も切り拓けません。逆に挑み続けたら、実際ものになった可能性の多いこと。ゆえに「どうせ~できない」は敗者の言、信をおくに値しません。己で挑んで切り拓いてこその可能性。 ・『小説もカメラ・ワークだ!』:作者自身の脳内イメージが豊かであるほど、観客(読者)が再生する脳内イメージも豊かになり得ると確信しております。カメラ・ワークは文章でも極めて効果的ですね。 ・『リアリティは、説明で醸すものじゃない』:『【情報の量】は、リアリティの本質を衝くことはない』が信条。現実には原理原則があり、眼に映る現象というのは、その原理原則が実地の状況に応じて表面化したもの。ゆえにこの構造、言い換えるなら【情報の質】にこそリアリティは宿りますね。 ・『行間を豊かに作り込めば、奥深さに手が届く』:「書いたこと全部解って!」という姿勢は底をさらけ出すのと同じ。そこに深みはありません。「解ってくれるところだけ見てもらえば面白い。だけど、行間を掘り下げてもらえればもっと面白い」という姿勢にこそ、奥深さは宿ると信じます。 6.書いてみたいジャンル ・書いてますよ(反則の答え)。SF、アクション、謀略、戦術、戦略、スパイ、旅行、コメディ、レース、エッセイ。140字ものも含めたらさらに増えます(にっこり)。 7.地の文で得意なのは? ・挙げていただいた中では、戦闘>行動>心理>情景、というところでしょうか。しかし実は全て根は似ていて、「そこに作者として、どのような意味づけを込めたいのか」「原理原則に思いを馳せた上で、実際に表面化する現象や行動はどうか」「何を優先して考え、どのような順序で考えるか。応用や発展はどうなるか」「カメラの焦点として、細分化してみると何が映るか。それをどのように連ねていけば、趣や面白さを内包するカメラ・ワークになるか」といった考察で、一つ一つの動きを連ねていくに過ぎません。 8.あなたの作品で一押しは? ・『電脳猟兵×クリスタルの鍵』 https://novelup.plus/story/806713429 https://ncode.syosetu.com/n9395da/ https://novel.daysneo.com/works/9d22ee391344b2934a6d2c0eb676dce5.html 【あらすじ引用】 【予告編】 賞金稼ぎジャック・マーフィ。「目標は?」 電脳空間を渡る擬似人格“キャス”。『いま現れたわ』 植民惑星の片隅、いつもの狩りのはずだった――だが。 彼らが触れた透明なデータ・クリスタル――その時。 背を向けてきたジャックの過去、その絶望が牙を剥く。 猟兵と化したジャックの復讐――その銃口が向く先は。 電脳の深淵で垣間見るクリスタルの秘密――その真意は。 未来型ガン・アクション、撃発! ────レビュー全文 【物語は】  序章のニュースにて幕を開けていく。  主人公は賞金稼ぎ。この賞金稼ぎには、いろんな制約があるようだ。実際に彼らが活躍する場面から始まっていく。  その中で、賞金稼ぎとは実際どんなことをするのか? などが明かされていく。  彼らがこの時、対峙した相手とは? 【物語・世界観について】  ある事件から物語は始まっていく。クリスタルというものが情報の媒体になっているのだろうか? この時見つけたクリスタルから引き出した情報は、主人公にとって何か因縁があるものが混ざっていたらしい。  その詳細については今後明かされていくものだと思われる。  この世界の全員がそうなのかは分からないが、彼らにはナヴィゲータというものがいる(ある)ようだ。この電脳システムについては、まだ詳しく分からないが。  そして、それぞれのナヴィゲータ(電脳空間を渡る擬似人格)は性格が違うようである。  「」の形の種類によって会話がどこで(*)なされているのか、分けられているようである。 *「どこで」とは、電脳や表の会話など。 *かなり特殊な書き方をしていると感じた。 【登場人物について】  主人公の他によく登場するのは、同業者のロジャーという人物である。  主人公であるジャックは硬派な感じがするが、彼はどちらかというと軟派な印象。  その上、自由人のイメージを持った。  それぞれのナヴィゲータとのやり取りは、個性が出ており二人の性格が分かりやすいものとなっている。  序章で手に入れたデータに対しての二人の反応は異なる。ジャックは乗り気ではなさそうだがあらすじの内容からすると、いずれ考えを変え自ら関わっていくのかもしれない。 【物語の見どころ】  かなり特殊な書き方をしていると感じた。  「」などの後を改行しない部分が多くあるため、怒涛の勢いでストーリーが進んでいるような印象を受ける。  全体的にスピード感のある物語である。ただ、好みは分かれると思う。  男性のような話し方の女性が出てくるので、彼なのか彼女なおかいまいち掴み辛い部分もあるが、この物語はロマンスよりもアクション重視の物語だと感じた。  主人公が冒頭から続く事件の後、ロジャーと別れ帰宅する。その時、家には侵入者がいた。この人物は古い知り合いなのだろうか? この人物との遭遇が彼にとってのターニングポイントなのでないかと想像した。  見どころとしてはアクション部分だと思う。  読了部分では、まだ彼が誰に対しどんな目的で復讐をしようとしているのかは分からない。多視点の群像劇でもある。  あなたもお手に取られてみませんか?  この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考8ページ目まで
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