虹がかかるとき

妖精さん

妖精さんは、今度は黄色のドロップを見つけました。
なんだか、楽しくて、楽しくて、嬉しくなりました。

「わ～い、黄色ドロップを見つけたよ」

妖精さんは言いました。

辺りを見渡せば、たくさんのドロップが落ちています。

妖精さんは、急いで、ドロップを拾いました。

でも、このドロップが見つかる時には、
どこかで、悲しいことが起こっているんだなぁと
考えると、妖精さんは、悲しくなりました。

妖精さんは、気持ちを表すのが苦手だったのに、
ドロップのおかげで、だんだんと、心と言う、
気持ちを持つことができるようになりました。