第一話 怪盗Aからの挑戦状⁉︎編

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「さてさてはじめくーん。どうですかな〜?」 紙を見たまま固まったはじめに絢音が話しかける。 「うーん」 「そろそろヒントが欲しい頃じゃない?」 下から見上げるように覗き込む絢音はニヤニヤしていて、さっきの件はもう忘れていそうだ。 「じゃあヒントちょうだい」 「えーでもさっきあんなこと言われたしなあ〜」 あ、全然忘れてなかったみたい。 「まあいいや、ヒントはね。3つ目の式は去年だと答えが変わっちゃうこと、かな」
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