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「──というわけで、アイツが急に金持ちになって、タワーマンションの高い所に住んでいる件についてだが…」
「『株が成功した』とか言ってるけどよぉ、株だけであんなことになるか!?しかもたった1ヶ月で!」
「ヤバい金に手を出してるんじゃ…」
「あり得るなー、アイツ暴走族だった頃に"ホンモノ"に目を付けられてたし」
「もしそうなら助けてやらないとな!」
「よっしゃ!高級そうな絨毯踏んづけて泥まみれにしようぜ!」
「テレビも壊すか!アイツに大画面はもったいない!」
「冷蔵庫の高級ご飯ご馳走になろう!」
──という話を寮の共同スペースで話していた、大学4年生(現在21歳)の男3人は、とある友人の救出(お節介)に向かった。
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