無題の名作
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映画館とは、身近で手軽な非日常だ。 しっとりとした絨毯、独特な匂い。 これから始まる物語を想像する人の好奇心が空気に混ざっているからか。あそこはいつだって私を落ち着かなくさせる。けれど、最後に来たのはいつだったか。 何スクリーンも入っている大型のそれではない。今ではめっきり少なくなった、街の外れにひっそり佇む小さな小さな映画館。 私はこれから、『名作』を観る予定だ。
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