夜の海水浴。

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夜の海水浴。

僕達、5人は毎日、馬鹿な事をして高校生活を送っていた。  軍団名は【毒グモ軍団】  決して暴走族や不良軍団じゃない。  ただのアホの軍団だ…… 毒グモ団の皆んなで高校生の時、夜の海水浴に行った。 海の周りは真っ暗だ。 灯りは、近くの工場の灯りだけ。 海水浴って言っても砂浜とかじゃなく、危険な岩場だ。 そして毒グモ軍団は真っ暗な海に次々と飛び込み泳いだ。 はっきり言ってアホだ。 私は、高所恐怖症なのでビビりながら岩場から海にそっと入った。 海は夜光虫で緑に光り、幻想的な世界が私達を待っていた。 誰もいない夜中の海。 僕達は誰に邪魔されることなく自由に泳ぎまくった。 時間を忘れ夢中で泳いでいると、遠くから 回転灯の光が近づいて来た。 パトカーだ……。 私達は咄嗟に隠れた。 パトカーは私達の方にライトを照らした。 「こちらは警察だ! 海に隠れている事は分かってるんだぞ! 早く、持ってる物を捨てずに陸に上がりなさい!」 何故、警察が僕達の事を…… 僕達はただ泳いでるだけなのに…
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