最初に会う邪神様は

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 機関砲による弾幕は壁を過貫通を起こした。  咄嗟に屈んで機関砲の弾幕から何とか受けずに済んだが鼓膜が弾幕の斉射で痛む。 『機関砲〜だぁ〜』 (なんで、呑気に『機関砲〜だ〜』って、言うんだよ!!)  一発で人間の身体が粉々になるだろう機関砲をアイホートは身に受けてもびくともしなかった。逆に機関砲の弾を跳弾させている。  跳弾した弾は、意思的に狙ったのかは分からないが戦闘ヘリのコックピットを突き破り操縦席の人物に当たり操縦者が死に操作が効かなくなった戦闘ヘリは操縦者が居なくなりそのままふらふらと落ちていき地面に接触した瞬間爆発を起こした。 「な、なんだったんだ?」 (トリガーハッピーすんなよ、あれ多分自衛隊のコブラ、だよな?)  立ち上がろうと右手を肘に持ってこうとしたがカクッと身体が傾く。 「あ?・・・・・・うわっ、片手ぶっ飛んでるわこりゃぁ」   右手を見るとそこは血が洪水の如く溢れ出す。  俺は両利きな為問題はないがこれは普通に裁判沙汰になるなっと思った。この時は通常的に考えない事を考えていた。激痛を頭へ行くのをシャットダンをしているのかわからない。だがこの出血量だと数分と意識が保たなくなりきせつ気絶し大量出血死になりかねない。 「確か、包帯と紐があったはず、鎮痛剤もだ」  脱兎の如く俺はリビングに行く。リビングも機関砲にめちゃくちゃにされているが救急箱を探し出す。運良く見つけて箱を開ける。  だが、それを遮ぎる様にドア、玄関の方から開く音が聞こえ視線を向けるとそこに銃を持った迷彩服の男達が立っている。  分かっていたがここにいるのが自衛隊では無い組織の者だと思わなかった。
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